10.20
ディワリ・イン・ヨコハマ2015とホッチポッチミュージックフェスティバル
18日は山下公園のディワリ・イン・ヨコハマと
官庁街を中心に行われた音楽イベント、ホッチポッチミュージックフェスティバルに
掛け持ちで行ってきました。
先にディワリ。
11時頃到着しましたが、すでに座席はだいぶ埋まっている様子です。
取りあえず朝メシ代わりに、と物色。
八丁堀、人形町等々、お江戸に数店舗ある
イベント常連店のナワブ。
元々パキスタンの鉄板焼き料理のタカタク。
本来は羊等の臓物で作るんですが
イベント向けにチキンで作ったアレンジになっています。
好きなんですよね~これ。
しっかりスパイス味のついたブツ切り鶏モモたくさん。
ネギがまたいい仕事してます。
ナマステインディアで食べ逃した
衆議院議員会館等の食堂にも入っているガンジス。
さて衆議院御用達の味とやらは如何に?
ビリヤニとキーマカレーのセットを頂きました。
ちゃんとバテマティライスのビリヤニです。
味わい自体はちゃんとビリヤニですが
スパイスの効きがちょい弱いかな。
キーマカレーはよくあるインド・ネパール系の味でした。
つまり、わりとフツー。
マークイズに支店のあるムンバイ。
こちらの支店のカレーは結構美味しかったんですが
タンドリーチキンとサモサのおつまみスナックセット。
チキンはちょい味薄めだなぁ。
サモサは上にかかってる甘辛のグレービーソースがなかなかオツな味でした。
物販をつらつらと眺めてみました。
つまるとこ…前日のインドネシアフェスで食べ過ぎたのがまだ効いてるんだな。
もうこれでお腹いっぱいになっます。
ちなみに後のお店はカビール、カルカッタ、シディーク、といつものメンツです。
子供たちがステージダンスの出番を待ってる間の親子の団欒の図。
ちょっぴり日本じゃないような風景がまた面白い。
ボリウッドダンスに親父様方が見入っておりますですよ。
まだまだ続いてますが、そろそろホッチポッチのオープニングアクトの時間なので
急いで移動……してみたら
サミエルさんキャンセル…だと!
ガッカリ…それ初めからわかってたら午前中川崎に行ってたのになぁ。
楽しみにしていたのに残念です。
というわけで他のブースのライブの模様を眺めて回りました。
Plastic Monsterのお2人。
ギターとドラムのみという編成が面白い。
Aikoが好きだそうで
その影響色濃い素朴な歌がいい雰囲気。
ドラム代わりにカホン叩いてますが
ドラムセット同様のダイナミックな叩きっぷりとルックスのギャップが可愛らしいです。
ドイツの竪琴ライアーを奏でるみやよしたけさんと
マリ共和国出身の西アフリカ伝統楽器のコラを演奏するママドゥ・ドゥンビアさんのコラボ。
同じ音の高めな弦楽器でも
風景に溶け込む柔らかなライアーと
民族色の強いパワーを秘めたコラとは
音のコントラストがまるで違って面白いです。
像の鼻公園ステージは海をバックにいいロケーションですね。
ループマシンを駆使するKIKUさん。
演奏したフレーズをループマシンに録音し
更に新しい音を奏でてそれを録音、と
マイク・オールドフィールドみたいな多重録音をライブで即興でやってしまうという。
うーん…技術の進歩は凄いなぁ。
ギターを寝かせて弾くラップタッピング奏法がカッコイイね。
在日米陸軍音楽隊パシフィックブラスはビートルズナンバーを奏でます。
本場の軍楽隊ならではの客の湧かせ方がお見事!
ファミコン実機に繋いだキーボードで演奏するNES BAND。
マリオやドラクエを演奏している時にインサートされる効果音のタイミング…
当時発売されたサントラCDでの使われ方をカンペキに再現してるあたりマニアック!
完全再現演奏だから、逆に一切遊びが許されないという
これはこれで面白い。
YOUTUBEやニコニコでファンが多いのかお客さん増えてきてます。
しかし客席に混じっている子供がつまらなそうにしているのが象徴的。
え?子供はファミコンとか好きじゃないの?って?
いやいやファミコンの最盛期、スーパーマリオ3、ドラクエ3の発売は88年ですよ。
もう27年前。
プレイステーション3の発売さえもう9年も前なんですよ!
2じゃないですよ、3ですよ?
続いては寄り集まってミニ鍵盤いぢるおぢさん達…略して偽YMO。
YMOのトリビュートバンドなんですが…ざっくり言って、あんまりうまくないですね(笑)
用はトリビュートというより、ミニ鍵盤好きのサラリーマンたちの宴会芸というコンセプトみたいです。
ブルーライトヨコハマと見つめていたいとスタンドバイミーと上海帰りのリルの
メドレーなんて演奏してくれたんですが…ノリはほとんどポンチャックディスコ!
なかなか酷くて楽しかったです。
宴会芸だけにネクタイを頭に締めた姿が正装だそうで。
先程のNES BANDと一緒に最後はライディーンを演奏してくれました。
ケバいカッコのお2人はABBAのトリビュートでABBAN。
まぁアレだ…70年代ってこんな感じだったよね。
年代的にはオンタイムじゃない世代ですが
マンマミーアでABBAを知ってハマったらしいです。
今回は男性メンバーの方はいらっしゃらないんですね?
県庁前のステージのトリを飾ったのは
米米クラブトリビュートバンドの米来クラブ(こめかむ、と読むそうです)。
ファンクの様式美の楽しさにコミックバンドのノリを加えて分かりやすくして
90年代に音楽エンターテイメントを極めた米米。
ホンモノの生のステージを見たことはありませんでしたが
ビッグバンドで堂に入ったライブはなかなか楽しかったです。
カールスモーキー石井役の人の声のトーンは
むしろリック・オケイセックに似てるような?
ということはこの人カーズのトリビュートバンドのボーカルも出来そうだな!
けど、ジェームズ小野田役の人がいませんね?
と思ったら数曲後から満を持しての登場という様式美再現。
米米WARでの合いの手はK2CでなくKC2なのは
バンド名がコメカムだからなのか!
メドレーが終了した後
アンコールは実は用意してなかったとのことで
それ含めて仕込みなんじゃないの?と思ったら
リクエストで演奏したシュールダンスは演奏自体はちゃんとされたものの
先程までの気持ちいいくらいにビシッと息の合った音じゃなかった。
あ、ホントだったんだ。
ファンクの音って如実に出ちゃうもんなんだなぁ。
それだけ難易度の高い演奏を踊りつつやったのって凄いコトだと思いますよ。
ともあれ最高に楽しいステージでした。
終わってまたディワリの会場に逆戻り。
荷物になるレトルトカレーを買い出しに!
もう辺りは暗くなってますが
夜でも盛況ですね!
昼からずっとライブ聴きまくってて
さすがにお腹が空いてきたところ
千歳烏山のカビールが割引中だったので
フィッシュカレー食べてみました。
マグロの切り身に刻んだココナッツのたっぷりのカレー。
辛さ控えめなれどコクがあって結構美味しかったですよ。
まだ体が火照ってるので
ナワブでココナッツラッシーを。
ラッシーにココナッツミルクを混ぜたドリンクです。
油脂分濃くなるかなぁ、と思ったら
ヨーグルトでその分は相殺されてさっぱりした味わいでした。
ステージでは夜の部のボリウッドダンス。
トランス系のマサラミュージックが夜の港に響き渡り
煌びやかな衣装のおねーさんたちが激しく踊り続けます。
ライトアップされたマリンタワーがちょっとサイバーチックですね。
そんな感じでインドの新年の祝いハッピーディワリの夜は更けていきました。
ディワリ・イン・ヨコハマ公式
ホッチポッチミュージックフェスティバル公式
どちらも多分来年も開催されるはず。
今からまた待ち遠しい日々ですね。
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