オナカスイタ
食べたいときに食べたいものを食べ、書きたいときに書きたいことを書く駄ブログ                          主に横浜周辺の外食やらフードイベントのこととか
浅草橋、ジョンティでお大尽、後編
21r_IMG_2465.jpg

浅草橋のアルザス料理のお店で散々飲み食いした我々
アルザス風ピザのタルトフランベを3つも頼んで平らげたのだが
それさえも前哨戦に過ぎなかったのだ!

というわけで後半戦スタートです。

22r_IMG_2444.jpg

黒板に書かれていて気になった本日のモツ料理。
食道やらガツやらの3種盛り合わせてグラタン状に仕立てたもの。

カレー味と言われましたが
そんなにカレーカレーした味ではなくて、仄かにカレー香るくらい。

で、これが如何にもモツって感じモツ料理です。
処理はちゃんとしているものの、田舎臭いというか
モツ自体の野暮ったさを隠そうともしないストレートな味わい。

野趣溢れる感じがイイ。

23r_IMG_2445.jpg

塩豚とレンズ豆。
シンプルに塩メインあっさり仕立てた豚。
アイスバインのようなドカッとした鎮座っぷり。

名前のわりに実は小さいレンズ豆もシンプルな味で
これもずっと昔から食べられてきたんだろうなぁ、というさっぱりした料理。

24r_IMG_2447.jpg

肉料理攻勢に合わせてルージュ。
たまのチャンスだから、と今回は値段を気にせず選択。
アルザス料理のお店だけに、アルザスワインが数揃ってるお店なんて他所にありませんからね。

ちょっとクセも匂いも強めでしたが
栓を開けてから暫く経つと味が変化していく独特の味わいでした。

高いもんには高いだけの理由があるんですね。

25r_IMG_2451.jpg

シュークルートはキャベツ増量で頼みました。
豚にベーコンにソーセージにジャガイモに酢漬けのキャベツ山盛り。

ザワークラウトのフランス読みがシュークルートになりますが
アルザス料理の場合はこれに肉か魚を乗せて蒸し焼きにした料理になります。

これをマスタードつけて頂くとたまらんですな。
発酵したキャベツの酸味に蒸された肉肉肉。
更にジャガイモ。
最強の組み合わせ!

フランスだけどドイツとスイツに隣接する土地ならではの
質実剛健っぷりに溢れた料理です。

26r_IMG_2453.jpg

そして最後は鹿の煮込み。
メインにジビエが来ました。
しかし今回煮込みに煮込みが被ってしまった状態ですね。

野山を駆け回った骨付き肉が1本ごろん。

引き締まっているけど、十分に煮込まれてグズっといく一歩手前。
シカだけどブルゴーニュ風シチューのよう。

そして肉の色が濃いですよね。
みっちり詰まった肉を頬張ります。

肉に脂少なめでちょい寂しいところですが
ソースとたんまりのマッシュポテトがそれを補ってくれます。

いい意味でも悪い意味でもジビエらしいなぁ。

実は外側より骨まわりに脂ののった部分があるので
その辺が特に美味しいかなーと思います。

今回実はローストが切れてたんで煮込みになりました。
チャンスがあったら焼いたのを食べたいところです。

27r_IMG_2456.jpg

長時間にわたって宴席を楽しんでいたので
開店してから次々やって来て盛況になった2階もすっかり人がいなくなりました。

しかしまだだ!まだ終わらんよ!

28r_IMG_2458.jpg

まだまだデザートが待っている!
「デザートを上から…」
「6つですね」
「いえ、8つ全部で」
一瞬怯みつつも顔に出さない店員さんプロだ。

パン・デピスはハチミツとスパイスの効いたパウンドケーキ。
シナモンの香りが強くみっちりつまったパウンド。

29r_IMG_2459.jpg

クグロフは伝統的なドライフルーツ入りのパンケーキ。
バナナアイスが添えられています。

30r_IMG_2460.jpg

本日のタルトは柿。
さすがにアルザスに柿はないと思うので
これはこちらのオリジナル。

だってそもそも英語に柿に相当する語句がなくて
18世紀に初めてヨーロッパに輸出された時もKAKIって名前だったし。

しかしタルトにしても美味しいです。
甘みの具合がタルト生地に意外とあってますよ。

何気にこれが一番早くなくなりました。

31r_IMG_2461.jpg

えーっと、これはなんだっけかな。
ファーブルトンだっけ?

杏の上にケーキと餅菓子の中間のような
なめらかなもっちりケーキが乗せられています。

個人的にはこれがお気に入り。

32r_IMG_2462.jpg

タイファイターのようにアイスをココアスポンジで挟んだのはフォレノワール。
日本だとキルシュと呼んだ方が分かりやすいかも?

さくらんぼの洋酒漬けとココアケーキ。
そこにアイスがくるのがこちらのお店流かな。

様々な味わいが一体になってこれまた美味しい。

33r_IMG_2463.jpg

本体カンペキにパリッパリのクリームブリュレもアイスのせ。

34r_IMG_2466.jpg

ブラス・オ・マールは一見ババロア風ですが
蒸留酒をたっぷり使ったレアチーズケーキ風のスイーツです。
これは、知らないで食べたらブッと吹き出しかねない味です。

いえ、マズイんじゃなくてですね
アルコール効き過ぎなんですよ。

いやむしろ食べるお酒といってもいいレベル。

大きめに切って口に入れるよりは
沖縄の豆腐ようのようにちっちゃくちびちび頂く方がいいんじゃないかと。

強いけどクセになりそうな味です。
しかしこんなのクセになったらアル中まっしぐらだわ。

35r_IMG_2467.jpg

自家製焼プリンは崩れた状態がデフォルト。
滑らかな舌触りのプリンにちょっとオトナな味わいのカラメルが美味し。

36r_IMG_2468.jpg

そんなわけでテーブルの上はこんな状態になっておりました。
まさに八卦衆勢揃い状態。

天のブラス・オ・マール、地のフォレ・ノワールとか
そんなノリ(どんなノリだ!)

しかし食い意地張った我ら6人の前では
瞬殺に等しいスピードで平らげられていくのでありました。

公式ページ
参考ページ

結局入店してから4時間ほど…。

クオリティに見合っただけのお値段しますので
大人数でガツガツ食うような客ってほぼ来ないタイプのお店だと思うんですが

ヨーロッパ人もかくやというくらい時間かけて飲むわ食うわ
さすがにお店の人も呆れかえったんじゃないかと思いますが
我々の我がままにしっかりお付き合いしてくれました。

こんな贅沢年に何回も出来ないレベルでしたが
たまには悔いを残さぬよう行きつくところまで行ってみるのもまたよし!

蹂躙するかのような宴会の〆と共に
ようやく浅草橋の夜は更けていきましたとさ!
関連記事
スポンサーサイト

テーマ:フランス料理 - ジャンル:グルメ

コメント

 デセール8連発とかあまりに阿呆な記事に誰も触れてはくれない当コメント欄。
 誰だよ八つも頼んだの?
 スミマセン、俺です!

 それはそれとしてですが。
 シュークルートと並ぶアルザスの煮込み料理にベッコフなる料理があります。面白い歴史があるので各自で各自でお調べ下さいまし。黒板メニューにも書かれていますので確認あれ。
 今回はそのベッコフも一緒に頼もうと思い「ベッコフベッコフベッコフ」と唱えていたのですが入店と同時に忘れてしまい申した。次回は忘れず注文したいと思います。冬場の料理なので寒い間に再訪問するとしましょう。
[2015/10/23 18:45] URL | 奪命流星 #SFo5/nok [ 編集 ]

触れる言葉もなしとはこのことか!
ベッコフいいっすな。

洗濯の日のほったらかし料理で
牛がカトリック、豚がプロテスタント、羊がユダヤってのは
領地争いの絶えない地域ならではの逞しさ…なんだろうかなぁ。
[2015/10/23 22:22] URL | ミサイル超獣 #gpPih1yM [ 編集 ]


 肉は牛豚羊鶏とそれぞれご家庭のレシピがある模様。
 こちらのお店は鶏と仔羊だそうですが、わたくし一度も食した事ないのでこれ以上のコメント出来ないのが残念で仕方がありませぬ。

 パン窯の余熱を使った料理で連想するのが香港は上環の永合成餐廳餅店。ベーカリー兼食堂なのですが、窯の余熱用い朝から煲仔飯を作ってくれたりするお店なのです。
 一昨年、末弟を連れて訪問の予定でしたが、ヤロウ直前になって「やっぱ飲茶がいいです」とか言い出しやがったもので未訪問。今後の課題なのです、って確認してみたら廃業してたよあんまりだー!!
http://www.openrice.com/zh/hongkong/restaurant/上環-永合成餐廳餅店/5326?tc=sr1

 調べ直したら移転して煲仔飯専門店として再出発したみたい。夏場も朝から煲仔飯で遣ってけるのか心配だわ。
http://www.openrice.com/zh/hongkong/restaurant/西環-永合成馳名煲仔飯/468239?tc=sr1

 まったく生き馬の目を抜くような街でございます。
[2015/10/24 22:53] URL | 奪命流星 #SFo5/nok [ 編集 ]

パン屋から煲仔飯オンリーって
紆余曲折の裏にそれなりのドラマがありそうな気がしています。
香港人パン好きなハズだからやっていけないってことはないと思うんです。

こちらのはタルトフランベ用に窯があってそこに入れて、とかだったりするんでしょうか?
[2015/10/25 17:55] URL | ミサイル超獣 #gpPih1yM [ 編集 ]


コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
http://onakasuita99.blog.fc2.com/tb.php/1077-feda3a74
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

ミサイル超獣

Author:ミサイル超獣
横浜在住のいやしんぼ
80年代の洋楽や
特撮が好き
記事一覧表示はコチラ



カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -



最新記事



最新コメント



月別アーカイブ



カテゴリ



最新トラックバック



FC2カウンター



検索フォーム



RSSリンクの表示



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QR