オナカスイタ
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歌舞伎町、湖南菜館で湖南風豚肉の角煮ほか
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食道楽仲間の年明けの宴会の席は新宿歌舞伎町となりました。
今回選んだの中国湖南料理のお店、湖南菜館。

四川人は辛いことを恐れないが、湖南人は辛くないことを恐れる
という格言があるくらいの
辛い!しょっぱい!油っこい!の三拍子揃った味が特徴です。

そんなのを自ら求める好きものの集団でいざ歌舞伎町!

ちなみにこの料理は冷しゃぶの湖南風ニンニクソース。
蒸し豚の薄切りを巻いたものですが
結構見た目も綺麗に仕上げてるんですね。

辛すぎる料理は素材の甘みを引き立てます。
ということで、これも豚の脂が甘いんだ。

でも序の口。

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歌舞伎町の風俗系のテナントの入ってるビルの4階まで
狭い階段を昇るとそのお店があります。

歌舞伎町の案内人の異名を持つ李小牧氏が
毛沢東の料理人の弟子を筆頭料理人に始めたという能書きのお店です。

早速入ってみると、予約したのに満席ってどーゆーコト?

どうやらお店の手違いでダブルブッキングしちゃったようで
まー中国ではよくあること!と流して30分ほど待ちました。

その分サービスしてもらったし、問題ナシ!

場末の雑居ビルの中のわりには
店内は高級料理店に劣らぬ内装です。

箸入れも布製なのがちょっと珍しい。

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最初の料理と一緒に
食べる辣油も出されます。

白いのはライスパフですね。
ひなあられみたいな食感。

料理は基本辛いけど
なお辛さが必要な人向けですね。
もちろんそのままご飯に乗っけてもうまし。

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湖南風の蒸し鶏、口水鶏です。
口水はよだれのことなのでよだれ鶏とも訳されます。

故郷のこの料理を思い出すだけでよだれが出る、と
四川の政治家で文学者の郭沫若が自著で書いたのが始まりだとか。

真っ赤っかなんだけど
胡麻ダレとニンニクと辣油の併せ技が素晴らしい出来です。
なので辛くもあり、同時にまろやかでもあり
これめっちゃ美味いわ~。

このタレだけで丼メシ1杯行けそう。

マジで今思い返すだけでもよだれが…。

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ピータン豆腐でも真っ赤です。
ちと車橋もつ肉店地獄豆腐を思い出すなぁ。

薄く切った豆腐の間にピータンや漬け野菜やらを刻んで
ミルフィーユ状の層を作ってあります。

ある意味ロシアのサラダにも通じるところがありますね
この作り方。

コイツも辛いけど、豆腐の甘さが引き立ちます。

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毛沢東の大好物と言われる湖南風豚肉の角煮
ここでようやく辛くない料理が来ました。

醤油ダレでとろとろ煮込むと綺麗な赤い色になるけど
辛くはない、日本人の琴線にも触れる優しい味です。

人類史上ブッチギリの大虐○者な毛も
こんな優しい味が好きだったんですねぇ。

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こんなの来ちゃうとご飯頼まずにはいられないわけで…
ご飯がすすむいいおかずに溢れているのが
湖南料理の特徴でもあります。

加えてめっちゃビールの進む料理なのも特徴です。
みんなガンガン飲んでガンガン米食って…

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こんな真っ赤っかギトギトなの辛いに決まっとるわー、な水煮魚。
四川、湖南の唐辛子と山椒と辣油で煮込んだ魚です。

しかし赤一辺倒でどんな料理なのか写真だと
ちょっとわかりにくいですね。

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皿に取り分けたのがこんな感じ。

汁は辛いものの
白身魚とキャベツ、モヤシが非常に甘く感じます。

でも汁も辛い部分と、塩とろみの部分に分かれているので
実は辛いと言っても逃げ場はあるんですよね。

辛いの一辺倒で逃げ道ナシなのが四川
逃げ道を用意してくれているのが湖南
という気が個人的にしているのだけど、どうだろう?

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長豆の漬物と挽肉の炒め。
ようはインゲンの漬物なんですけど
ほのかな酸味にくりゅっとしたインゲンの食感がたまらないです。

湖南は結構野菜惣菜が美味しいんですよね!
これもご飯ガバガバ食べられそうな美味しいおかずです。

箸が止まらんっ!

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続いて普通のインゲンの炒め物。
こっちもこっちで美味しい。

唐辛子と山椒とネギとのコンビネーションもナイス!
こらご飯がいくらあっても足りんわ。

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ここに来て湖南麻婆豆腐。
しょっぱなの山椒の香りが強烈でしたが

これも辛いのととろみダシの合わせで
意外に甘めに感じてしまうのです。
やっぱり美味しい。

しかし、もう既に辛いので舌が麻痺してるからそう感じるのかもだけど。

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いつもならこの〆の後に麺類だの炒飯だの頂くところなんですけど
ご飯も結構食べちゃったから、さすがにここで終わりです。
もー入らんわ。

しかし、ホントにご飯が美味しい料理ばかり。
残りのタレ、汁もご飯にかけて食べると美味しい。

今日食べた半分は油なんじゃねーの?って感じです。

メンツの中で一番食い意地の張ってる師兄は
本日は涙を飲んでの欠席。

何故って翌日健康診断だからだそうです。

今さら体裁繕っても関係ないって?
いやいやいや、こんなに油とアルコール摂取したら
明日は医者がひっくり返るくらいの異常値が出ますわよ!

公式ページ
参考ページ

いやー、油食ったなぁ。

化調も使ってるタイプの料理だけど
化調の使い方凄い上手いですわ、ここの料理人。
イヤな感じぜんぜんしないもの。

体に悪いものを大量に摂取してるのに最高に幸せです。

歌舞伎町らしくこんなネオン街の夜に消えていく楽しみはせずとも
欲求を満たすことが出来るのですよ。

意外にサイフにも優しいしね。

てなわけで、また来たいなぁ。
鼻歌歌いたくなる気分で湘南新宿ラインに乗って帰るのでありました。
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テーマ:中華 - ジャンル:グルメ

コメント

いやぁ~壮観ですねぇ。
湖南風の雲白肉みたいな冒頭の豚肉料理なんて、
結構気が効いてますよ、これは。
あと、油で炒めた漬け物が旨そう。酸味がよさそう。
[2014/02/02 21:11] URL | つちころり #- [ 編集 ]


四川、湖南系で宮廷料理風に手の入った料理って初めて食べました。

中華の奥深さを改めて知ると同時に
そんな料理が猥雑なテナントビルの中で食べられるという数奇。

これだから食い歩きは楽しくてしょうがないです。
[2014/02/03 21:40] URL | ミサイル超獣 #- [ 編集 ]

9/21の湖南菜館
 日曜日はこちらで砂漠の砂みたくビールをすすってました。なんか渇いていたのです。いつもより呑み助が多かったのです。

 ここの化学調味料使用量は自分基準で「やや多め」なんですが、それでもすごくおいしいんですよね。ピリピリ来る程ではないけれどでもちょっと多い、なのにおいしい。何故なんだろう?
 昨日のインゲンの漬物炒めはだいぶ唐辛子辛めに調理されていました。ブレというよりはやっぱり料理人さん複数居るんだなと。

 19時に予約なしで7人収容出来てこちらがビックリ。丁度花園神社の秋祭りの日でその所為なんでしょうか他所に人が流れたのかも。で、店内にもその流れのお客さんがちらほらと。
 面白いのが半被着ながらこの辺の華僑の旦那と中国語でお話しているオニーサン。こういう方向で街に溶け込んでるのはスゴイな流石は歌舞伎町。

 さんざん飲み食いしてそろそろ帰ろうかなんて話した辺りでオニーサン卓に中華おこげ(鍋巴)が運ばれる。何故か歓声を上げるこちら卓。
 そしたら半被のオニーサン立ち上がるやこちら卓におこげを奢ってくれると言い出したんですよ。なんと件のオニーサン、人呼んで歌舞伎町案内人なあのオーナーさんでした。

 予定外の鍋巴をデザートに満腹で家路についた次第。
 いやぁホントごちそうさまでした。
[2014/09/23 01:20] URL | 奪命流星 #SFo5/nok [ 編集 ]


うーん、うらやましい!
そういうシチュエーションが生まれるのが歌舞伎町って所なんですなぁ。
[2014/09/23 19:36] URL | ミサイル超獣 #gpPih1yM [ 編集 ]


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