オナカスイタ
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【漫画】新世代?の料理漫画紹介
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今日はちょっと趣向を変えて
最近読んだ新作の料理漫画2作を紹介したいと思います。
直接Bグルと関係ないので今回もちょっと折り込んでおきます。
1冊目は
『マジカルシェフ少女しずる』
月刊コミックアーススターに連載中の料理バトル漫画です。

アーススターなんて雑誌聞いたことないですよね。
TSUTAYAの子会社が刊行しているそうです。
そんなわけでTSUTAYAと一部の書店でしか扱いがありません。
最近『てーきゅう』『まんがーる』『ヤマノススメ』と深夜枠に5分アニメが放送されて
そのCMで初めて雑誌の存在を知りました。

どのアニメもなんか展開に投げやり感が漂ってたりします。
雑誌のカラーなんだろうか?

で『マジカルシェフ少女しずる』も漏れず投げやり感満載な漫画です。
料理バトルに魔法少女をくっつけただけでもアレなのに

不況の折、節約のために弁当が見直されるようになり
そこへ弁当作りに特化した超能力者が生まれはじめ
その出来次第で戦争さえ起こるようになった
……って設定突っ込みどころ満載だろ!

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アニメ版の味っ子を彷彿とさせるトンデモ料理表現は序の口で
退学をかけて生徒会長と戦ったら
実は彼は生徒会長の中でも下っ端の存在で
学生長部、総学生部長、学生長、最高学生長等々ずっと上がいて
その頂点に戦いを挑む……と思ったら
謎のキャラにすでに全員倒された後だった…とか

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いきなり超超インフレ展開。
ソードマスターヤマトもかくやという展開が毎回毎回巻き起こります。

長期連載の伏線的なエピソードが
突然思い出したように語られたと思ったら
次のページでもう回収されたり

瀕死の重傷を負った人間がその日のうちに退院して帰ったり
敵を爆殺しておいて
そのページ中で「弁当は人殺しの道具じゃない」とか言わせたり

もー何処から突っ込んでいいのやら
いや突っ込んだら負けなのか…

そんな調子なのに春には2巻が発売だとか。
一体何処までインフレしまくるのか目が離せません。

取りあえずは公式ページで1話がタダで見られるので
ご覧くださいませ。
一度でも心の中でツッコミを入れたなら
あなたは立派な読者になる資格があると思います。

マジカルシェフ少女しずる(1) (アース・スターコミックス)マジカルシェフ少女しずる(1) (アース・スターコミックス)
(2013/01/12)
水 あさと

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2冊目は
『放課後のトラットリア』
Webコミック雑誌のコミックメテオに連載中のファンタジー漫画です。

ファンタジーの世界に飛ばされてしまった
料理研究同好会の4人の女子高生と
彼女らを保護することとなった若い都市領主たちとの関わりが
やがて世界に影響を与えていく…という内容です。

テレビドラマが放映され始めたばかりの
信長のシェフ』のファンタジー版といってもいいかもしれませんね。
こういう漫画が読みたかった!

もし自分にラノベ書きもしくは漫画描きの才能があったなら
異世界を舞台にした単なるグルメ放浪記みたいなもの書いてみたい
もしくは誰か書いてくれないかな~
なんて思っていたので
こういう漫画はまさに待ち望んでいたんですよ!

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料理が題材なだけに
こういう漫画の決め手となるのは
キャラクターの魅力とお話の面白さだけでは足りません。

料理が魅力的に感じられるだけの
異世界の文化風俗経済に至るまでの緻密な設定の構築が必要となります。

原作者は橙野ままれ氏。
2ちゃんねるのVIP板への書き込みが『まおゆう魔王勇者』として刊行され
今期はアニメ化までされてしまったという時の人の描く世界です。

まおゆうで王道ファンタジーRPGの世界を
経済学や文明論などの観点からの切り口で
マンガのように読みやすく書いてみせた手腕はここでも活かされています。

中世ヨーロッパを基調にしていますが
フィクションにリアリティを持たせるためには
膨大な知識と理解が必要となります。

つまるところ細かく多岐にわたる魅力的な世界を見せてくれる作家とは
優秀な教師でもあるんですよね。

たとえば
アニメにもなった『狼と香辛料』は
行商人の主人公を通して中世の経済と都市生活などを魅力的に描いて見せてくれました。

同じくアニメ化された『獣の奏者』は作者の本職が文化人類学者なこともあり
架空の世界なのに市井の生活の描写の細やかさにおいては他の追随を許しません。

この大好きな2作品を読んでいると
もっともっと勉強をして自分の血肉にすれば
自分にしか見えない物語が生まれてくるんじゃないだろうか
そんな気にさせてくれます。

学校で学ぶ学問って往々にして
受験やテストで点を取るために詰め込む知識でしかなかったんですよね。

だけど本当は学問も歴史も
生きた人間が生きてる人間のために残したものだったり
過去生きた人間の喜びや苦しみのドラマの積み重なりだったりします。

だから、ちょっと視点を変えれば
親近感がわくような人々の営みだったり
大勢の人を惹きつけるようなドラマチックな生きざまだったりが
見えるはずなんです。

まおゆうと同じく2ちゃんねるに多々ある
やる夫で学ぶシリーズなどのまとめサイトを眺めると
そういう市井の野良教師達に出会えて楽しいですね。


大きく脱線しました。

『放課後のトラットリア』話に戻ります。
主人公4人組のリーダーの子の聡明さが非常に気を引いています。

かつて異世界からの迷い人によって文明が発達したり
あるいは諍いが起きて国が亡んだことがあったという世界の中で

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彼女は自分がこの世界にどういう影響をあたえる可能性があるか自覚しており
その掛け金をどう使うか領主と駆け引きしてみせています。
このへんの感覚が非常にいい。
こういう若いけど聡いキャラって大好きです。

第1巻まるまるかけてようやく舞台がととのった
というくらいの話の進み方なので
まだまだ本当に自分の望んでいた方向の漫画なのかわかりませんが
今後どうなるのかとても気になります。
早く続きが読みたい!

とりあえずこちらも第1話は
タダで閲覧できますので
興味のある方はどうぞ!

放課後のトラットリア 1 (メテオCOMICS)放課後のトラットリア 1 (メテオCOMICS)
(2013/01/12)
水口鷹志、橙乃ままれ 他

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