オナカスイタ
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経堂、ガラムマサラのおまかせコース
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カレー、エスニック好きコミュニティメンの口にたびたび名前のあがるお店がありました。
経堂にあるインド人名物大将のお店ガラムマサラ。

日本中、世界中を旅して美味しい料理を食べ歩いた大将のお店で
各国の料理、居酒屋メニュー等々を得意のインド料理をベースに様々な改良をくわえた
(本人曰くパクり料理)
素晴らしい挑戦的な創作料理の数々を出してくれるのだとか。

一度行ってみたいなぁ、と思ってはいたものの
経堂って横浜からは微妙に行きにくい場所なんですよね。

しかも、その大将の得意料理の真髄を味わいたいなら
大勢で夜におまかせで頼むしかないのだから
なおさらに敷居高し。

んが、オフラインのゲームの集まりの後の食事会にどうかという話になって
実はわたしゃその集まりには関わってないんですが
後から合流の食事会オンリーの幹事として計画させて頂きました。

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HPにはおまかせコースは10人から、とあったので
7人だと頼めるか不安だったのですが
OKとのこと。
但しちょいHPの値段からは上がって3500円。

あと苦手なものがある人がいるので
その旨告げて数週前に予約完了。
でもちゃんと通じてるかは…いってみないとわかりません。

とりあえずこれは先づけ(?)のタマネギの漬物のせパパド

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まずは乾杯のビール。
インドのゴッドファザーという銘柄。

名前からして苦くて濃そうなイメージですが
意外や意外、スッキリと爽やかな呑み心地で結構好み。

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カキのパクチーオイル漬け…かな?
刻んだタマネギと大量のパクチーの衣をまとった牡蠣です。
パクチーの風味自体はそんなに強くは感じなくて
濃縮された牡蠣の旨味がただただ美味。

しかし…これで苦手なものがあるので
これは避けておいてくれ、の注文は通ってないと判明してしまいました。
幹事としては冷や汗たらたら。

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牛すじの煮込みです。
ホントにトロトロのコラーゲン質のところのみ。
それをタイ風に味付けしてあります。
ニンニクの芽や黒胡椒も入ってるあたりがちょっと違います。

これが結構辛いんだけど
クセになってあとからソースに手が伸びる不思議な味わいです。

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タンドリー砂肝。
微妙に居酒屋チョイス的なのが面白い。

焼いた砂肝ってコリコリな食感なことが多いですが
これはむしろハツ焼きっぽい感じで
よく火の通った焦げ目の香ばしい部分とやわらかい部分があって
初めての食感です。

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タンドリーレバー。
火は通っているけど、レバーペーストのようななめらかな舌触り。
ねっとりした心地に焼き味とスパイシーさの入り混じる
これもまた摩訶不思議な料理です。

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骨付きタンドリーラム。
ここのお店はタンドリーの温度が高めなのかな?
直火焼きのような香ばしさと羊の旨味がまたたまらなく美味しい。

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次のビールはチェコのバドバー。
ブドヴァルとも呼ばれています。

ピルスナーの源流であり
こちらの地名のドイツ語読みがバドワイザー。

バドワイザーがアメリカで商標を取ってしまったために
アメリカではブドヴァイゼルという名前が紛らわしいと裁判になって
北米では本来の名前が使えなくなってしまった、なんて顛末もあります。
※少々加筆修正しました


というわけで味もバドと概ね同じ。
だってこっちが宗家だものね。

ちなみにスタローン演じるバーニー・ロス率いる
エクスペンダブルズのメンツがいつも飲んでる銘柄もコレだったりします。

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マグロカマのカクテル………なんですかソレ?
苺も入ってるし!

それだけでなくてポリポリした食感もいろいろ。
切干とスイカの種だって!

スパイスオイルとパクチーの風味の中に刻まれたマグロカマの脂
さらに苺の甘みまで混じっているというのに
これが合っているのが不思議!

全然ケンカしてないんですよ、この取り合わせで。

どうしたらこんな料理を思いつくんだかわからないけど
でも美味しいんだこれが。

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タンドリー牛。
あれ?インドで牛は…?
と思ったけど、大将はムスリムなんだそうで。

……あれ?それじゃ逆に酒はどうなのよ?
まぁ、気にしないことにしましょう。

これも他所ではそうそう食べることが出来ませんよ。
インドならではのスパイスと炭焼きの風味で香ばしく美味しい。

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イカの炒め物。
タイ料理を基調にした酸味と辛味の混じる味。
この正体不明の香草がまた美味しいんだ。
ちとご飯が欲しくなる。

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こちらはタンドリーチキン。
他のインド料理屋で食べるものと全然見た目が違います。

ヨーグルトの酸味はしっかりあるんだけど
色ついてないよね。

パクチーと黒胡椒の風味が加わってさらに味に複雑さが増しています。
これも炭焼きの香ばしさがしっかり出てて美味しいんですよね。

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サバのチーズ炊き込みご飯。
ビリヤニとは違うんですか!

スパイシーさは控えめだけどしっかりと下支えしています。

うずらの卵に……また苺だ!
なんでしょうね、この苺推し?

鯖はサバ缶ベースなのかな?
鯖の脂がいい具合にご飯に乗ってて
でもわりとさっぱりめの味。

チーズも控えめだけどいい感じに風味を添えています。

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ムール貝とうずらの卵のタンドリー。
よく火が通ってムール貝も結構ちっちゃくなってますが
こちらは結構スパイシーで噛みしめるとギュッと旨味と辛さが口の中に広がります。

うずらは白身がかっちり焼けて卵とは違ったような食感が面白いです。

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ここからラストのカレー大攻勢
3種のカレーとナン等がドドッとテーブルに並びます。
今まで小ポーションの連続だったのでこの展開もビックリ。

こちらは牛スジカレー。
そういわれると居酒屋メニューが頭に浮かぶと思いますが
こちらの店だけにちゃんとインドカレーの調理法です。
ダイコンか冬瓜も入ってたりします。

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こちらはガーリックナン。
そこでニンニクの芽の方が乗ってるのは意表つかれました。
しかしこれが美味い。

そしてベーキングパウダーを使っていない
中東方面のようなパリッパリのナンなんですね。
カレーつけなくても単品でもウマいよ。

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薬味に切干です。
ぽりぽり頂く歯触りは切干そのものだけど
味つけはスリランカ料理に似ています。

カレーリーフやマスタードシードの刺激がまたクセになりそう。

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こちらはレモンチキンカレー。
ややオイリーながらもスライスで入ってるレモンで
キュッと引き締まった清涼感もあるのです。

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そうくれば、シナモン入りのナンが合うのではないかと。
お菓子のような甘い風味をもたらすシナモンに
マーマレードにも似た甘さ、酸っぱさ、苦さを併せ持ったレモンとチキンがいい相性。

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そして個人的に一番美味しかったのがこの牡蠣カレー。

土鍋の蓋をとって一番最初に漂ってきた匂いはかつぶしのそれ。
ええ?牡蠣でカレーでかつぶし???

まぁ、スリランカではかつぶしとほぼ同じのモルジブフィッシュを使うとはいえ
こちらは上乗せ。

でも、これが合うんですよ。
トマトベースにほとんど梅干しかと思うくらい酸っぱいマンゴーの漬物の酸味
そこにしっかり牡蠣の旨味が乗って
これはメチャウマ!!

牡蠣の身もたっぷりだけど
身でないルーの部分もしっかり牡蠣の味がのってます。

もう、こそげ取って一ミクロンも鍋に残さないくらい食べつくしたい!

こんなカレー初めて!
だけど超お気に入りになりました。

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サフランライスもしっかりクミンで炊いてあり
パラッとした仕上がりでカレーにピッタリ。

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店内はこんな感じで手書きのいい味わいのイラストで溢れています。
メニューも全部イラスト手書きです。
HPにも載ってますのでご覧あれ。

24r_DSCF1789.jpg

無脊椎動物や臓物の食べられない方がいたのに
そっち系結構多かったので内心平謝りだったんですが
概ね交換し合いとかで事なきを得て、概ねご満足いだけたようで
幹事としてはホッとしました。

公式ページ
参考ページ

ともあれ、意表をつきながらもめちゃ美味しい料理の数々で
ホント楽しい食事会でした。

常に攻めの姿勢で、毎年何か月かは料理見聞のため旅行に出る大将
その素晴らしきセンスの発揮されるこのお店。

まさに世界広しと言えども
こんな料理が食べられるのは世界中でここ、たった一軒だけですよ。

アラカルトでもサバ缶マサラ
パクチー春巻き等々
余所では食べられない料理がありますよ。

横浜方面からはなかなか行きづらいけど
オンリーワンなインド創作料理、オススメいたします!
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テーマ:インド料理 - ジャンル:グルメ

コメント
すごいセンスだ。
凄いセンスのオーナーシェフですね。東南西アジア(ビールはより広いか笑)を制覇している店はネパール人なんかがやってそうだけど、頭が飛び抜けてる感じ。
なんつーか、イチゴも安かったから買ってきて、何にでも入れてしまったのが真相だったりしそうで、ワクワクです笑。
先日ニューヨークに行きましたが、あそことかには絶対なさそうですね。ある意味東京らしい。
[2014/12/02 05:35] URL | つちころり #- [ 編集 ]

そもそも日本に来て初めて生み出した料理が
サバ缶にゴーヤとオクラとスパイスで和えたものだというから
ハナっからぶっ飛んでます。

行き当たりばったりっぽいのに
でもきちんと味のバランスが取れているのがまたセンスなんだと思います。

しかし確かに東京らしいカオスってイメージです。
保守と革新のバランスがニューヨークとはまったくベクトルが違うんでしょうね。
[2014/12/02 19:31] URL | ミサイル超獣 #gpPih1yM [ 編集 ]

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[2014/12/08 01:59] | # [ 編集 ]


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